難民高等教育プログラム(RHEP)学生サポーター募集
公開日 : 2024-07-05
プログラムおよび業務の一般的な背景
難民高等教育プログラム(RHEP)は、UNHCR駐日事務所と国連UNHCR協会が、15のパートナー大学(関西学院大学、明治大学、津田塾大学、創価大学、上智大学、明治学院大学、聖心女子大学、関西大学、広島市立大学、早稲田大学、帝京大学、天理大学、山梨学院大学、神奈川大学、京都光華女子大学)と協力して実施しているプロジェクトです。これらパートナー大学の支援を受け、本奨学金プログラムは、経済的な理由などにより、学部・大学院課程に進学することが困難な日本国内の難民の背景を持つ方々に高等教育へのアクセスを提供することを目的としています。
2014年以降、プログラムの見直しに伴い、RHEP事務局はRHEP奨学生に対して定期的なカウンセリングを行うようになりました。今回は、奨学生のサポートと事務局との連携の強化により、奨学生のモチベーションを維持し向上させる役割が必要となっています。
業務概要
RHEPを通じて教育を受けている難民の奨学生に対するサポート業務を行っていただきます。RHEPの奨学生として大学及び大学院で学ぶ難民を背景に持つ学生の、大学生活についてサポートするお仕事で、国連UNHCR協会のボランティア業務となります。よって下記業務については、スーパーバイザーである国連UNHCR協会職員の指示に従って行うこととします。
(1)個別カウンセリング:電話、SNS、メールなどで学生の個別の相談に応じます。
(2)学生対象の定例会合への参加とサポートにより、個別カウンセリングへの活用を図っていただきます。
(3)サポーターは、RHEP学生が提出する定期報告書の共有を受け、学業、生活面でサポートが必要と思われる学生に、必要に応じてカウンセリングを行います。
(4)RHEP学生との情報交換:RHEP学生とメーリングリストを通じて連絡を取り合っていただきます。
(5)RHEP学生の学業およびキャンパス活動への関与の度合いをモニタリングし、フォローアップ支援を実施していただきます。
応募条件
◎大学等教育機関におけるメンターないしチューターまたそれに準じた経験(3年以上が好ましい)
◎大学院既卒の方で、大学生活のサポートについて経験があれば尚良い
◎国際理解と多文化共生に充分な理解があること
◎オンラインツールを用いた柔軟で迅速な対応が可能であること
◎奨学生だけでなく、RHEP事務局関係者などと円滑なコミュニケーションをとることができること
◎英語でのコミュニケーション(書く・話す)、アドバイスが可能であること
年齢
不問
選考プロセス
(1)応募
(2)面接1回(随時/所要1時間)
(3)研修→業務開始
就業場所
在宅勤務中心(学生との会合や個別のカウンセリングなど、対面で活動いただく場合もございます)
活動範囲
オンラインを活用して主に関東・関西圏で学ぶ学生が対象
ポジション
難民高等教育プログラム(RHEP)奨学生サポーター
募集人数
2~3名
業務期間
定期的に見直しを図る。
※詳細については、面接時にご確認ください。
活動形態・時間
活動時間の定めは無いが、随時RHEP奨学生のサポートを行う
メールやオンラインツール、面談などの設定はRHEP奨学生とのやりとりにより調整
全体的な目標
奨学生のキャンパスライフをモニタリングし、必要に応じて各学生をフォローアップすることで、1)大学における生活のなかで奨学生が直面する課題を把握してサポートし、2)パートナー大学での修学を通じて得られる機会を充分に活用できるようにしていただきます。
期待される成果
(1)丁寧なフォローアップを通した、RHEP奨学生の健やかな日々の生活の維持
(2)関係者との連携により、RHEP奨学生のモチベーションがさらに向上する。
応募書類の提出
以下の方式で、必ず電子メールで提出してください。
- (1)履歴書(書式自由)のデータをPDFファイルに変換する。
- (2)データには必ずパスワードを設定する。
- (3)以下の電子メールアドレス宛に提出する。
rhep@japanforunhcr.org
(2024 年 7月 19日(金)17 時まで受け付けます。)
※当協会は認定NPO法人ですので、ご寄付は寄付金控除(税制上の優遇措置)の対象となります。