特別セミナー~世界の人道危機を乗り越えるために~

ユースや教員をはじめ多くの方々と共に

公開日 : 2023-03-01

協力:UNHCR駐日事務所
Youth UNHCR / EmPATHy
後援:JICA地球ひろば

本ページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
2017年の夏より日本各地で実施し、ご好評いただいておりますセミナーを、2023年は3月25日にオンラインで行います。

ウクライナ危機の始まりから1年が経過し、世界中でさまざまな人道危機が起きるなか、つい先日は、トルコ・シリアの国境で大地震が起き、多くの犠牲者が生まれております。
こちらは、絶え間ない混乱とコロナ禍においても、たくましく困難に立ち向かう難民の人々やUNHCRの活動、東京オリンピック・パラリンピックにおいて結成された難民選手団、日本における若い世代の難民支援活動や当協会の様々な取り組みにふれていただくことで、今、自分たちにできることを考え、アクションを始めるきっかけをつくるオンラインセミナーとなります。
後半のセッションでは、日本で難民支援活動を行う若者や、日本で未来を切り拓いている難民の背景を持つ若者の声を聴いていただくことができます。

また、本編開始前には、教育現場で教材として活用したいと考えられている教職員推奨の特別セッションを実施し、すぐに教育現場で実践いただける3つのワークショップや、授業で活用いただける最新情報をまとめて紹介いたします。

これらは教育現場において、総合的な学習及び探求の時間や社会科をはじめとした各教科の教科指導、人権教育、キャリア教育における活用、グローバル人材の育成やアクティブラーニングへの応用が可能です。

ぜひこの機会に多くの方に集っていただければ幸甚です。

 

教職員推奨の特別セッションで紹介するワークショップは以下になります。

 

『いのちの持ち物けんさ』

【喪失の疑似体験】を通じて生まれる【自分への気づき】を元にして、難民の人たちの心の痛みに寄り添うために「自分にできることは何か」を考えるきっかけをつくること、難民について知ってもらうことを目的としたワークショップ。付箋とワークシートを使用したグループワークで、幅広い気づきを生むことができる。

中高生以上推奨(小学校高学年も応用可能)。

⇒ 実践例はこちら

『あるものないものワークショップ』

難民の人々の現状に関する写真から【難民にないもの】【難民にはあって私たちにないもの】【難民にも私たちにもあるもの】について考え、自分たちや日本の社会が、現在そして未来においてできることを導き出していくワークショップ。課題への出会いを創出できる。小学校4年生から中学生以上推奨。

⇒ 実践例はこちら

『サトちゃんの大切なもの』

アニメ「難民「サト」のものがたり」の登場人物の動きや表情から、当たり前のように感じている日常が戦争によって奪われていることを知り、自分たちにできることを塗り絵などのツールをとおして考えていくワークショップ。幼稚園年長から小学校中学年推奨。

 ⇒ 実践例はこちら

【日時・参加方法】

3/25(土)15:00~17:30

対象:ユース・一般

難民問題とUNHCRの基礎知識
/Youth UNHCRとEmPATHy(ユースの活動)
/今、一人ひとりができること

 

ー 特別セッション 13:00~14:30
対象:教員・教育関係者

3種のワークショップの解説+質疑応答

 

※Web会議サービス「Zoom」を使用

※参加するためのURL等の情報は、前日までに参加者の方のみにお知らせ致します。

【セミナー内容】

教職員特別セッション
13:00~14:30
ーいのちの持ち物けんさライト版
ー3種のワークショップ解説+質疑応答

本編
15:00~17:30

ー開催側ご挨拶・自己紹介及び諸注意
ー難民問題とUNHCRの基礎知識
・UNHCRと難民問題の現状
・質疑応答

(休憩)
ー Youth UNHCREmPATHy
・Youth UNHCR
・質疑応答
・EmPATHy
・質疑応答 
ー今、一人ひとりができること
・RFFパートナーズについて
Women+Beyondや「Re:Vision
・Citiesや著名人、書籍その他の有用情報
・質疑応答
※17:30以降は30分程度、質疑応答や交流の時間とします。
 
※前日までに、セミナーで使用する電子資料を送付いたします。

【申し込み方法】

以下のフォームよりお申込みください。

お申し込みフォーム

 

上記よりお申し込みができない場合は、
事務局(宛先:school@japanforunhcr.org)にお知らせください。

※教職員特別セッションもしくは教職員特別セッションのみにご参加希望の場合は、こちらにご記載ください。

※教育関係者の方で紙の資料をご希望の方は、郵送いたしますので、ご自宅のご住所をご記入ください。

※いただいた個人情報は当協会で管理し、セミナーの参加者管理及びお知らせ以外の目的で使用することはありません。
また、第三者提供はいたしません。委託する場合は、当社と秘密保持契約書を締結した委託先のみに委託します。
開示等の請求は、以下の「お問い合わせ」までご連絡ください。
※ご登録いただいたメールアドレスに、国連UNHCR協会からのメールニュースを配信させていただきますことご了解ください。

【ダウンロード】

広報用チラシ:ダウンロード(PDF/1755KB)
ニュースリリース:ダウンロード(PDF/673KB)

【お問い合わせ先】

国連UNHCR協会 広報啓発事業担当(天沼)
Email:school@japanforunhcr.org
TEL:070-3869-1763 FAX:03-3499-2273
〒107-0062 東京都港区南青山6-10-11 ウェスレーセンター3階

 

【講師紹介】

 

天沼耕平
天沼 耕平(あまぬま こうへい)

東京学芸大学教育学部卒業後、淑徳中学高等学校において3年間社会科教員として勤務。その後、児童養護施設の指導員や開発系NGOの職員などの経験に加え、熊本県の農業法人において農業にも携わる。
2012年に国連UNHCR協会に入職し、「国連難民支援プロジェクト」関東エリアマネージャーなどを経て、現在は広報啓発事業及び難民高等教育プログラム担当。
中学時代から柔道を続けている。2017年5月に、難民を多く受け入れているエチオピアとレバノンを探訪。
→インタビューはこちら

芳島昭一

芳島 昭一(よしじま しょういち)

関西外国語大学英米語学科卒。在学中カリフォルニア州立大学チコ校に1年間交換留学。
卒業後は民間企業営業マンを経て、在フィジー日本国大使館、青年海外協力隊(インドネシア/村落開発)、外務省国際協力局政策課、国際NGOプロジェクト・マネージャー(ザンビア駐在)、同NGOによる東日本大震災緊急支援、JICAインドネシア事務所や各種プロジェクト事務所などで約25年間にわたり国際協力事業に従事。
2017年2月に国連UNHCR協会に「国連難民支援プロジェクト」関西エリアマネージャーとして入職し、同法人担当を経て、現在は広報啓発事業 / 難民高等教育プログラム担当。
また、JICA事業に携わりながら、2007年に東京外国語大学大学院博士前期課程を修了(国際学修士号)し、その後イギリスにも半年間留学。海外滞在経験は計5か国約16年間。
出張授業は、主に西日本を担当。

【参考】

※「学生団体SOAR」について詳しくはこちら
(2017年7月の「第2回学生団体総選挙」キャリア・教育部門でグランプリを受賞)
※「Youth UNHCR」について詳しくはこちら
※「EmPATHy」について詳しくはこちら
※「難民についての授業の広場」はこちら
※「出張授業/学習訪問」について詳しくはこちら
※「学校などでの実践例」について詳しくはこちら
※「学校・団体の皆様へ」について詳しくはこちら
※「ご寄付でできること」について詳しくはこちら


※当協会は認定NPO法人ですので、ご寄付は寄付金控除(税制上の優遇措置)の対象となります。

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