世界の難民キャンプ等では、2020年の春頃から休校に追い込まれている学校が多くあり、中には学校に行けなくなって1年近くになる子どもたちがいます。また、新型コロナの影響で親が職を失ったため、学校をやめ働くようになった子どもたちも多くいます。特に女の子は、実に半数近くが二度と学校に戻れない可能性があることが指摘されています。彼らの多くはすでに、家や大切な家族、平和な日常を奪われ、「子ども時代」を台なしにされてきました。そして今、「教育」という子どもの未来にとって不可欠なものまで、奪われようとしているのです。
まだ14歳の彼は、もしこの先教育を続けられなければ、自分が意味のない存在になってしまうのではないかと恐れています。教師になるという夢をかなえるためにも、彼にとって教育を受けない人生は考えられません。
学校に通う日、進学する日を夢見る子どもたち
厳しい現実に苦悩する親や教師たち
紛争や迫害、そして新型コロナによる厳しい社会情勢により苦難を強いられる難民の子どもたちはどのような大人になり、どのような社会を築いていくのでしょうか。
1人でも多くの子どもに教育を提供することが、コロナで疲弊した世界を立て直し、難民を生み出す世界をも変えることにつながるのではないでしょうか。ぜひ、子どもたちが学校へ戻れるよう、UNHCRにお力を貸してください。
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