100万人のキャンドルナイト。今年は世界の難民に思いをはせてみませんか?
でんきを消して、スローな夜を。
100万人のキャンドルナイト。
今年は世界の難民に
思いをはせてみませんか?

あたたかいろうそくの光の中過ごす、ゆるやかな時間。
普段のくらしの中から過剰な電気をなくして、思い思いの時間を過ごす。
そんな時間に、世界のどこかで、ろうそくの灯りだけで勉強している、難民の子どもたちのことを考えてみませんか?
動画:電気のない生活。ストーリーを知ってください。
暗くなると宿題ができません。キラクンダ16歳のストーリー

キラクンダさんは16歳のコンゴ難民です。
彼女は祖母、姉、弟と4人で25平方メートルより小さい土壁の家に暮らしています。
「キャンプでの避難生活は簡単ではありません。たくさんのニーズがありますが、そのほとんどは叶えられることはありません」
「大人になったら医者になって、ここで健康に問題のある人たちを助けたいの」と彼女は言います。
しかし彼女の医者への道のりは、決して容易なものではありません。
キラクンダさんは朝から夕方まで様々な家事に追われています。薪を使い火をたく食事の支度が一番大変です。すべての家事を終える頃には辺りはすっかり暗くなり、電気もないため宿題をすることすらままならなくなります。キラクンダさんは宿題を終わらせるためろうそくを使いますが、十分な光が得られない上に、すぐになくなってしまします。
「もしも電気があれば、早起きして宿題もできるし、夜も家事の後に勉強ができます。それに安全なエネルギーで調理もできます。」
「私の目標は教育課程を修了させることです。もっと大きな目標は、医者になって患者に貢献することです」と、キラクンダさんは言います。
このプロジェクトはSDGs達成に向けた取り組みの一部です
薪などの資源不足を補うため、LPガスなどの地球にやさしい燃料の導入や、燃料効率の良いストーブや太陽光を使った調理器具や街灯、ソーラーランタンなどの支援をおこなっています。
サステナブルな未来のために。難民支援の現場での取り組み

UNHCRは、この緊急事態にどの支援団体よりもいち早く緊急支援として、人々に20万3000食の温かい食事を提供しました。また毛布などの緊急支援物資や医療サービス、シェルターなども、必要としている人々に届けられました。

そう語るアハマドさんは、昼食に1枚のパンを9人で分け合って食べています。
アハマドさんは、妻と子どもたちを連れてジャララバードの自宅から避難し、現在はカブールにある仮設住居で暮らしています。過酷な避難生活で生計を立てることもままならない中で、アハマドさんは現金給付支援の重要性を語ってくれました。「食べ物や子どもの服を買うために、支援金が必要なんです。」
UNHCRは、食料を含む難民の様々なニーズに対応できる現金給付支援に力を入れています


太陽光発電で動く緊急時の明かりとして人々に寄り添うだけでなく、携帯電話などの充電器の機能も備わっています。
UNHCR (国連難民高等弁務官事務所)とは?

1950年に設立された国連の難民支援機関です。紛争や迫害により故郷を追われた難民・避難民を国際的に保護・支援し、水や食料・毛布などの物資の配布や、難民キャンプなどの避難場所の提供、保護者を失った子どもの保護や心のケアなど、最前線で援助活動に尽力しています。1991~2000年の間、緒方貞子さんが第8代国連難民高等弁務官を務めました。
この国連の難民支援活動を支えるため、広報・募金活動を行う日本の公式支援窓口が、国連UNHCR協会です。

皆様のご支援でできること

1年で、文房具や通学バッグ等の学用品 約15人分

1年で、雨風からシェルターを守る防水用のビニールシート約26家族分

1年で、過酷な状況下おかれた女性や子どもなど、緊急に保護が必要な人々への現金給付約3か月分
※1ドル=106円換算
- 当協会へのご寄付は、税控除(税制優遇)の対象になります。お送りする領収証は確定申告にご利用いただけます。
- ご支援者の皆様にはメールニュース、活動報告等を送らせていただき、難民支援の「今」、そしてUNHCRの活動を報告させていただきます。
- Webでご寄付いただく際の皆様の個人情報はSSL暗号化通信により守られております。
*皆様のご支援は、UNHCRが最も必要性が高いと判断する援助活動に充当させていただきます。

